綿を育てましょう
綿はあおい科の一年草で、世界中で約40種類あります。センイの短いアジア綿、コットンボールが大きくセンイの長い新大陸系の綿などがあります。
【種まき】*時期 4月下旬〜5月上旬
*土 水はけの良い弱アルカリ性の土。(あらかじめ石灰をまいておく)
鉢植えには八寸以上の深鉢を用いる。
*種 長い綿毛を取り、一昼夜水につける。
【成長】 ①種まき後1〜2週間で芽を出す。苗が混んでいる時は間引きをする。
②発芽後1ヶ月〜1ヶ月半程は、10㎝位の丈であまり成長しない。
この時期は根の張る時期で、根ぐされをおこさないように注意する。
③7月に入ると急速に成長する。適当な丈で芯を摘むと花付きが良くなる。
④7〜8月に花が咲く。花は1日だけ咲き、その後青い実がふくらむ
⑤開花後50〜60日で実がはじけ、やがて綿のセンイがふっくらと吹き出る。
【肥料】 元肥:窒素系肥料(鶏ふん、油かすなど)種まきの時木草灰をまくと良い。
追肥:成長期にようすを見てあたえる。(窒素肥料をやり過ぎない)
【害虫】 発芽時期には、よとう虫など土中害虫に注意。
7〜8月には、ハマキ虫がよく発生する。
かわいいコットンボールをドライフラワーにしたり、
センイをはずして詰め綿に、糸紡ぎにも挑戦してみて下さい。